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パソコン買い換え時期をどう判断するか?

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少し前のことになりますが、友人にパソコン買い換えの相談を受けました。フリーランスや個人事業を営んでいる場合は、買い換えのタイミングは自分で判断しなければなりません。

友人が使っていたパソコンは、OSがWindows7でしたので、そろそろ買い換えの時期だと覚悟はしていたようです。

 

 パソコン初心者にもわかるような、買い換えを判断する基準みたいなものは、あるのか?

まず、「動作が不安定になった。」というのが、買い換えを検討し始めるキッカケになるはずです。仕事でパソコンを使っているのなら、そのまま使い続けていても、何ひとついいことはありません。

デスクトップ型のパソコンに向かって作業している女性の写真動作が不安定になるとは、具体的には、

  • 画面がたまにちらつく。
  • いつもは表示されるサムネイルが、表示されないことがある。
  • ソフトが突然終了してしまう。
  • クリックが効かないことがある。
  • 動作が極端に重くなってしまった。
  • などなど。

つい最近私が経験したことでは、「マウスが認識されなくなった」ということがありました。この時は、すぐにサポートに電話。その場で、BIOS(OSとハードウェアとの橋渡し役のプログラム)をリロードする手順を指示してもらい、1時間もかからずに無事に解決しました。

ところで、メーカーの保証期間はサポート期間と同じではありません。パソコンの調子が悪くなる頃には、保証期間はとっくに切れていると思いますが、だからといってサポートも終了しているわけではありません。

ん?サポートの連絡先がわからない?今すぐ、検索して調べておきましょう。

メーカーのサポートがどのような対応をしてくれるかは、パソコンを買い換える際の重要な判断基準のひとつです。サポートがよければ、「次も同じメーカーで」ということになりますよね。

そうした意味も含めて、パソコンが不安定になったと感じたら、まずは、メーカーのサポートに相談してみることです。その結果から、修理するのか、修理するならメーカーに依頼するのか近くの専門ショップに持ち込むのか、あるいはパソコンを入れ替えるのかを判断すれば良いわけです

でも、その前に……

 

 パソコンが不安定になった時に、素人でもできる6つのチェック項目

でもその前に、以下の6項目については、誰にでもできてしまいそうですので、チェックしてみて下さい。いずれも、私が気にかけていることです。

1.結線は、しっかりとしているか

私も経験者なのですが(汗)、特にデスクトップパソコンをお使いの方、これが意外と見落としがちです。

私の場合、画面がひどくちらついたときに「これはいよいよビデオカード交換だな」と覚悟しました。でも、念のためにショップで見てもらうと、パソコンにつながっている結線を外していたときに原因がわかりました。モニター側のコネクターが外れかかっていただけだったのです。

2. ACアダプター(ノートパソコンの場合)は、大丈夫か

ノートパソコンの電源(ACアダプター)の電源ノートパソコンをお使いで、動画編集など重いソフトを使っていると電源が落ちるような現象が出てきたら、電源コード(ACアダプター)が大丈夫かも確認してみましょう。

確認の方法は、バッテリーだけで稼働してみることです。バッテリーで動かしている時に同じことが発生しなければ、ACアダプターが消耗している可能性大です。

あまり知られていないようですが、電源には時間の経過で消耗する部品(電解コンデンサ)が使われていて、特に高温の環境では消耗の度合いが早まります。そのため、パソコン本体よりも先に電源が壊れてしまうことがよくあるようです。

ACアダプターは、メーカーの純正品である必要性はありません。「10年持ちます」と長寿命設計を謳った製品も販売されていますので、毎日長時間使う場合には「予防保守」の考え方で、取り替えてしまうのも大ありだと思います。

私の場合はデスクトップ型ですが、使用3年目で電源ユニットを交換しました。仕事がら、一日の使用時間数が極端に長いための判断です。

3.デスクトップ機の場合、本体にホコリが溜まっていないか

掃除機のイラスト実はこれ、私自身の経験でもあるのですが、パソコンの中に溜まった埃を掃除機で吸い取ってやったことで、不安定だったパソコンが元に戻ったことがあります。

デスクトップ機の場合は、電源、CPU、グラフィックカードにファンが付いていますので、中に埃が溜まりやすいのです。

また、埃を吸い出しておくことで、風通しがよくなりますから、部品の寿命を延ばすことにもなりますので、以来私は、夏が来ると中を掃除するようにしています。

※)本体のケースを開けることは、そう難しいことではないはずですが、自作以外のパソコンの場合は、自己責任でお願いします。また、掃除機の吸い込み口は、先が細くなったものを使い、部品に触れることが無いように、慎重に作業して下さい

4.ハードディスクの空き容量は十分か

Windows10のハードディスク空き容量表示のスクリーンショットハードディスクには、容量いっぱいのソフトウェアやデータを保存できるワケではありません。

Cドライブには、Windowsそのものやその他ソフトウェアが動作するために必要なスペースを残しておくことが必要なのです。動画編集をされる方でも、10GBぐらい残っていれば安心だと思います。

空き容量の確認の方法は、Windows10の場合は、「ウインドウ」ボタン→「設定」ボタン→「システム」→「ストレージ」で確認できます。

5.メモリーの容量は十分かのチェック

ややマニアックなハナシになりますが、気がつかないうちにメモリーをたくさん使うようになっていた、ということもよくある話です。

これは、何年か使っている間に、バックグラウンド処理や常駐プログラム(メモリーに居座ってしまうプログラム)が増えてしまうのが原因で、肝心のソフトを使い始めたらギリギリ一杯という場合には、対処が必要です。

タスクマネージャーのスクリーンショット。メモリーの部分に赤丸。メモリーの使用状況を確認するには、タスクマネージャーを開きます(Windows10では、[Ctrl]+[Shift]+[ESC]キーを同時に押してください)。削除できるものの有無は、いきなりには判断がつかないと思いますので、状況の確認だけにしておきます。

この場合は、メモリー増設の可否も含めて、メーカーまたは専門ショップに問い合わせるのが、最も効率的です。

※参考までに、メモリーの大きさは作業机の広さのようなもの、一方のハードディスクは、保管倉庫を広さと考えれば分かりやすいと思います。

6.ソフト的な問題ではないか

パソコン本体ではなく、Windowsを含めたソフトに不具合が生じて動作が不安定になるということもあります。

Widowsの更新を行ってから、不安定になったような場合には、更新前の状態に簡単に戻すことができるようになっています。状況によって、Windowsを再インストールしてみる手もあります。

Windows10の場合には、どのような対処方法があるのかも含めた丁寧なサポート・ページ(Windows10の回復オプション)が用意されていますので、ざっとながめてみて、自分でもできそうであればトライしてみて下さい。

 

 ところで企業はどう判断しているのでしょうか?

予算も時間もが限られているのがフリーランス。せっかく自分好みにセットアップしたパソコンですから、できるだけ長く使いたいと思うのが人情ですよね。

古いMac SEのイラストでも、企業はどのように考えているのでしょうか?

ネット上で調べた限りでは、3年~5年で買い換えのようです。3年とは、随分と早いと思われるかも知れませんが、そうでもないようです。

別の観点からになりますが、パソコン本体は資産計上とすると、償却年数は4年(サーバーは5年)です。なので企業の場合にはこのタイミングを前提に予算組をして、定期的に入れ替えることが多いはずです。

寿命が来るまでだましだまし使い続けるのは、かえって非効率になる、という判断だと考えてよさそうです。

 

そもそもパソコンの製品寿命って、どれくらいでしょうか?

目安になるような数字があれば、判断材料のひとつになりますよね。

家電品としてのパソコンの平均的な使用年数であれば、内閣府による統計資料『消費動向調査』があります。で、その数字をもとにガベージ・ニュースさんが『パソコンの買い替え年数をグラフ化してみる(最新)』記事を投稿していますので、参考になると思います。

2018年の最新調査では7年で買い換えに

また、買い換えの理由は、故障が6割程度を占めていますので、このあたりの数字が目安になりそうです。ただしこの数字は、あくまで家電品としての調査結果のはずです。仕事として毎日長時間使っている場合には、ずっと短くなるはずです。

私個人的には、「毎日8時間使うとして4~5年程度かな」ぐらいの感覚でいます。初めてパソコンを手にしてからかれこれ30年以上になりますが、実際のところは、自作したパソコンも含めて、壊れるまで使い続けたことはありません。その前に、新しいOSやソフトに対応したものに入れ替えたためだと思います。

 

まとめ

今後は、新しいOSが出る度に大騒ぎになるようなことはなさそうで、このためパソコンの使用年数は長くなる傾向にあると思います。

それだけに余計、動作が不安定になるなどの兆候が出始めたら、慌てずに対応できるような心づもりをしておくことが、以前にも増して大切になる思います。普段からできる準備もありますので、詳しくは、『パソコンの入れ替えを楽にする方法』も参考にしてみて下さい。

 

(2018年6月15日:加筆・修正)

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