Gravatarにアバターを登録して、ワードプレスをソーシャルに楽しむ方法

グローバルにつながるイメージの写真

Gravatar (グラバター)って、なに?

 Gravatarとは、「世界中で認識される(Globally Recognized)アバター(avatar)のことです」と、グラバターのサイトでは説明されています・・・。

 「はあ?」と思われるでしょうね、きっと。

 アバターはご存知のように、「自分のプロフィール画像」くらいの意味ですが、それを自分のサイト以外でも使えるようにしている仕組み、それがGravatarです。

 そう言われても、イメージが掴めないと思いますので、この投稿では、まずはGravatarとはどのようなものなのかを説明し、つぎに少々ややこしい登録を、そして最後にワードプレスをソーシャルに使う方法を説明します。

ソーシャルメディアには不可欠なのがアバター(プロフィール画像)

 Gravatar の説明の前に、なぜアバターを使うのかについて少しだけ復習しておきましょう♫

人物の影のイラストに「俺だよ!」と吹き出しの入ったイラスト。
顔がないと不気味ですよね!

 フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを既に使っている方なら、プロフィール画像が必要だということは知っていると思います。

 特に、仕事がらみでソーシャルメディアを使ってい場合には、自分の写真を使っている方が多いようですが、これは、顔が見えることによる安心感があるからだと思います。

 自分の顔写真をプロフィール画像として使っている人は、ツイッターでは、以前は一部の著名人だけだったように記憶していますが、それだけ時代が動いているということなんでしょうね、きっと。

◇ アバターのおかげで、何が便利になったのか?

 ソーシャルメディアでは、流れてきた投稿に「いいね」や「コメント」をすると、小さな自分のプロフィール画像が自動的に表示されるようになっています。

 これを考えた人って、スゴイと思うワケですが、アバターがあるおかげで、発信している側としては、誰が自分の投稿に反応してくれたのかが、パッと見ですぐにわかりますし、それをクリックすると、その人のプロフィールページに飛ぶようになっています。

 私はツイッターでは、名前を覚えるよりもアバター画像を先に覚えることが多いですが、これは私の歳のせいかもしれません(笑)。

 いずれにしても、アバター画像を表示する仕組みがもしなければ、今のようにソーシャルメディアは広まっていなかったのではないでしょうか?

◇ ワードプレスのアバターは、Gravatar に設定する

 実はワードプレスにも、ソーシャルメディアの場合と同じように、アバター画像を便利に使える仕組みがちゃんと用意されています。で、それが Gravatar (グラバター)なのです。

hovercard が表示された状態のスクリーンショット
便利な hovercard 機能

 なのでGravatar の設定を済ませると、他の人のサイトのコメント欄にコメントすると、自分のアバターが表示されて、それをクリックすると Gravatar 上のプロフィールページか、自分のサイトに飛んでいくようになります。

 また、そのサイトの設定によっては、カード状の情報(hovercard)が自動的に表示されるようにもなっていて、プロフィールページに飛ばなくても自己紹介を読むことができるようになります。

 こうなれば、ワードプレスの投稿もフェイスブックやTwitterの投稿と同じ感覚です。あとは、フォローしているサイトの新しい投稿が流れてくるような画面があれば、これはもうソーシャルメディアと同じですよね?

 で、実際そのような画面もちゃんと用意されています(後述)。

◇ 参考:コメント欄や「いいね」ボタンがあるワードプレスサイトと、そうでないサイトの違いは何?

シェアボタンといいねボタンの表示部分のスクリーンショット
投稿末尾に表示されている「いいね」ボタン

 同じワードプレスを使って作成したサイトでも、コメント欄や「いいね」ボタンがあるものとないものとがありますが、これは、そのサイトの設定によります。

 「いいね」ボタンについては、wordpress.com を使ってサイトを作っているか、レンタルサーバーを借りるタイプ(インストール型)のワードプレスの場合には Jetpack というプラグイン(付加機能)を使うことで実現します。

 これは余談になりますが、コメント欄についてはワードプレスの標準機能ですから、これを表示しない選択をするのはちょっと寂しい感じがします。

 ただし、インストール型ワードプレスの場合には、無防備にコメント欄をオープンにすると、迷惑コメント(スパム)に荒らされてしまいますので、対策を取らないと嫌になってしまいます(経験者は語るモード)。対策については、こちらの投稿を参照してみて下さい。

 wordpress.com の場合には、最初からスパム対策済みですので気にする必要性はありません。

Gravatar(グラバター)の設定方法

 さてその Gravatar (グラバター)の設定ですが、 wordpress.com でサイトを作成した場合には、とりあえずは、Gravatarを意識する必要性はありません。

 この場合には、管理画面のプロフィール欄(右上の人のアイコンから表示)に必要事項を入力して画像をアップするだけで、準備OKです。詳しくは、『wordpress.comの無料プランを使い始めたら知っておくべき5つの事』に説明してありますので、ご参照下さい。

グラバターのホームページのスクリーンショット
Gravatar サイトのトップページ

 インストール型のワードプレスをお使いの方が、Gravatar を使い始めるのは、ちょいとわかりにくく、いくつか関門(笑)があります。

 まず、wordpress.com にアカウントを持たなければ、Gravatar を使えないのですが、これがクセモノ(笑)で、ここでワケがわからなくなってしまう人が多いようです。理由は、ワードプレスには、”.com” と “.org” の2種類あることを知らない人がまだ多く、この場合、「ワードプレスなのにログインって何よ?」状態になってしまうか、”.org” へのログインと混同してしまうのです。

 次に、下の画像に表示されているように、以前に wordpress.com に関連しているサービスを使ったことがある場合には、その時にアカウント登録をしたはずなのですが、それを忘れていると、そのメールアドレスは使えないのです。

「Gravatar作成」をクリックすると表示される画面

 この場合には、既にアカウントがあるということになりますので、そのメールアドレスを使って、「ログイン」を試みます。この時、ログイン画面に入力するパスワードは覚えていないワケですから、その画面の下の方に表示されている「パスワードを忘れましたか?」に進んで、パスワードを再設定することになります。

 また、メールアドレスが大丈夫だった場合でも、ユーザー名で、引っかかる方が多いかも知れません。

 実はこのユーザ名は、wordpress.com で、ブログサイトを作成する際の初期ドメインに使われますので、既に誰かが使っているような簡単なものは、はねられてしまう可能性大なのです。

 これら2点がクリアできれば、無事にログインできるはずです。

 で、さらに関門は続きます(笑)。それは、以上の手順でログインが成功すると、表示される画面は、Gravatar の画面ではなくて、wordpress.com にログインした際に表示される画面(『購読ブログ』)であるということとなのです。

 表示されたこの画面の右上の「人」アイコンから、プロフィール画像や、その他の情報を入力すると、それがそのまま Gravatar に反映される仕組みになっています。

 もちろんこの画面から一度出て、今度はGravatar にログインすることができますが、Gravatar側には機能が多いため、最初の設定は、ログインした wordpress.com の画面からプロフィールを設定してしまうことをお勧めします。

◇ Gravatar からアバターを設定する手順

Gravatarで、メールアドレスとアバター画像とを紐付ける設定画面のスクリーンショット
Gravatar では複数のアバターを設定可能

 Gravatar にログインすると、「マイ Gravatar 」タブの画面が表示されます。

 この画面で、メールアドレスとアバター画像の関連づけを行います。

 手順としては、

  1. メールアドレスの追加
  2. 画像の指定またはアップロード
  3. アップロードした場合は、画像のレーティングの指定

を行うようになっています。メールアドレスを追加すると、本人確認のためのメールが送られてきますので、確認を忘れないようにしましょう。

 また、画像のレーティングですが、これは対象年齢を指定するものです。きわどい写真を使うことはないと思いますので、一般的なアバター用の写真であれば、「G」を指定しましょう。

Gravatar のプロフィールページを完成させよう

Gravatarで作成したプロフィールページのスクリーンショット
完成したGravataのプロフィール

 さて、Gravatar の「マイプロフィール」タブにある機能をフルに使うと、左のようなプロフィールページができ上がります。

 自己紹介文に加えて、ソーシャルメディアへのリンク、複数のアバター画像、ウェブサイトのサムネイル画像を表示することができるのですが、そのためには、wordpress.com のプロフィール設定画面からではなく、Gravatar のホームページからログインすることが必要です。

 ちょっとややこしいですよね?

 複数のアバター画像が登録できるおかげで、他のサイトでコメントを残す際に、表示する自分のアバターも使い分けることができるようになっていことがご理解いただけると思います。

 アバター画像をそれぞれのサイトで使っている自分の写真と同じにしておくと、アバターをクリックしてそのサイトに飛んできた際に、一目でそれとわかるため、とても便利です。

◇ アバター画像を使い分けるには?

 複数登録できるアバター画像ですが、それを使い分けるには、コメントを入力する際に、メールアドレスを指定することで、それに関連づけられているアバター画像を表示させます。

ワードプレスのコメント入力欄のスクリーンショット
メールアドレスは非公開なのでどうぞご安心を

 入力するメールアドレスを変更すると、それに伴って表示されるアバターが変更される様子は、ちょいと驚きです。この場合には、wordpress.com にログインしているかどうかは、関係ありません。ぜひ試してみて下さい。 

 また、メールアドレスを指定せずに、ワードプレスのロゴをクリックすると、Gravatarで指定しているメインのアバターが自動的に選択されて、表示されます。

Gravatar の優れた点とは?

 Gravatar の良いところは、ワードプレスのブログにとどまらず、多くのウェブサイトで採用されていることです。オンライン雑誌やニュース記事などに、アバター画像付きのコメントを見かけたことがあると思いますが、Gravarを採用しているものが多いようです。

 また、これは特に海外のサイトですが、何かのサービスを使う際に、Gravatarに登録しているメールアドレスを使って登録すると、アバター画像や名前などが自動的に引き継がれることが多々あります。これは例えて言うなら、フェイスブックで公開したプロフィール情報が自動的にアメブロにも引き渡されるような感じです。

 もちろんワードプレスサイトを新たに作成する場合も同様です。立ち上げの際に入力するメールアドレスを、すでにGravatarに登録してあるメールアドレスにすると、アバター画像を含めて登録してある情報が自動的に引き継がれ、立ち上げ直後から設定ができ上がっています。

 このように、Gravatarはメールアドレスを本人確認の基点にして、共通のプロフィールとアバターを、どこでも使えるようにしているワケですね。このことが、Gravatarの最大の特徴になっています。

 冒頭で、Gravatarは「世界中で認識されているアバター」と書きましたが、そのイメージがなんとなく掴めたのではないでしょうか。もちろんその分、メールアドレスとパスワードの管理を厳重に行わなければなりません

お気に入りのワードプレスサイトは、フォローしよう!

 さて、コメントを残したいような仲間のワードプレスサイトやお気に入りサイトを、ひとつひとつ見に行くようでは面倒ですよね?新しい記事が投稿されたら、フェイスブックやツイッターのように流れてきてくれると便利です。

 WordPress.com には、そのための機能がちゃんと用意されています。実はそれが、先ほど出てきた『購読ブログ』の画面なのです。

投稿記事が時系列で並んでいる画面のスクリーンショット
wordpress.com にログインすると表示されるブログの購読ページ

 上の画像は、ブログの「購読」画面です。

 三つほど表示されていますが、これらのひとつひとつが、私が「フォロー」しているブログで投稿された記事へのリンクになっています。新しい投稿が時系列順に並んでいて、もちろんこの3つ以下、下のほうにまだまだ続きます。

 Gravatarを使うには、WordPress.com にアカウント持たなければなりませんが、アカウントを持つことで、このようにブログの購読機能を使うことができるようになります。というよりも、

購読機能とGravatar のアバター機能のセットで、ワードプレスをソーシャルに使えるようになる

わけですね。

 購読するブログを登録するのも、簡単です。スマホのワードプレス専用アプリを使った場合ですが、方法については、以下の動画(5分半ほど)を参考にしてみて下さい。:

お気に入りのブログサイトを探す方法

 もちろんパソコンからでも、同じように登録できます。Googleの検索を使わずに、この画面で探す方が、同じwordpress.comを使っている人に出会う確率が高いです。

 余談になりますが、フォローすると相手に通知がいきますが、気にすることではありません。フォローはあくまでフォローで、なにも「お友達になって下さい」というワケではありません。気に入ったブログを見つけたら、気軽にフォローしましょう。

まとめ

 日本では、ワードプレスを孤独に使っている方の割合が多いように思います。もちろんそのサイトの運営方針なので、それはそれでひとつの使い方です。

 でも、ワードプレスを開発している人達は、「もっと自由に繋がろうぜ」ということのほうに、重点を置いているのではないかとも感じます。WordPress.comを使い始めて(このサイトがそうです)、改めて強く感じるのが、このことです。

 長文の投稿になってしまいましたが、最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございます。説明不足の点があれば、どうぞ気軽にコメントして下さい。