Gravatarを使って、ワードプレスをソーシャルに楽しもう!

地球上のパソコンがつながるイメージ画像

Gravatar (グラバター)って、なに?

 Gravatarとは、スケールの大きな(grand)アバター(avatar)のことです。

 「はあ?」と思われるでしょうが、Gravatarを一行で表現するとそんな感じです。アバターは、「自分のプロフィール画像」くらいの意味ですが、それを自分のサイト以外でも使えるような仕組みを提供しているもの、それがGravatarです。

 そうは言われても、イメージが掴めないと思いますので、この投稿では、まずはGravatarがどのように役に立つのかを説明し、その後、登録の方法を説明しておきます。

Gravarを使うと、ワードプレスサイトがソーシャルメディアに変身!

 フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを既に使っている方なら、アカウントを設定するときに、プロフィール画像が必要だということは知っていると思います。

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 ソーシャルメディアでは、流れてきた投稿に「いいね」や「コメント」したときに、自分のプロフィール画像が自動的に表示されるようになっています。なので、自分を覚えてもらうには、画像を設定するが大切だということは、これは異論はないですよね?

 逆に、この画像が設定されていないと、「まだ始めて間もないのかな」とか、「あまりアクティブではないのだな」と思われてしまうので、自分の写真やイラストがない場合には、とりあえず何かの画像をアップすると思います。

 実はワードプレスも、自分のサイトやブログをソーシャルメディアと同じような感覚で楽しむことができるようになっていて、その仕組みの一端を提供しているのがGravatarなのです。

コメント欄で、グラバターが生成したカードを表示した状態の写真
仲間づくりに便利なGravatarの機能

 Gravatarの設定ができていると、コメントに表示されたアバター上にカーソルを持っていくと、カード状の情報が表示され(写真左)、これをクリックすると、Gravatarのプロフィールページに飛ぶようになっています。

 また、アバターと共に表示されている名前のほうをクリックすると、関連づけられているウェブサイトに飛んでいくようにもなっています。便利でしょ?

 こうなれば、ワードプレスの投稿もフェイスブックやTwitterで流れてくる投稿と同じ感覚です。あとは、新しい投稿が流れてくるように表示される画面があれば、これはもうソーシャルメディアと同じです。で、実際そのような画面もちゃんと用意されています(後述)。

ワードプレスのアバターは、Gravatar(グラバター)に設定する

 さてその Gravatar (グラバター)の設定ですが、インストール型のワードプレスをお使いの方には、ちょいとわかりにくいです。というのは、WordPress.comにアカウントを持たなければ使えないためです。

グラバターのホームページのスクリーンショット

 出来合い型のワードプレス(wordpress.com)のほうでブログサイトを作成した場合には、とりあえずはGravatarを意識する必要性はありません。管理画面のプロフィール欄(右上の人のアイコン)に必要事項を入力して画像をアップするだけで、準備OK。以降は、他のワードプレスサイトにコメントを入力する際に、WordPress.com にアカウントを作成した際のメールアドレスを入力すると、書き込んだコメントに自動的に自分のアバターが表示されるようになります。

 ふたつのワードプレスの違いについては、こちらの『ワードプレスには2種類ある』をご参照下さい。ちなみにこのサイトは、出来合い型の方のワードプレスを使っています。

Gravatar にプロフィールページを作成しよう

自分のグラバターのページのスクリーンショット

 インストール型のワードプレスをお使いの方が、Gravatarの設定をすると、左のようなプロフィールページが出来上がります。

 出来合い型(WordPress.com)の方の場合には、プロフィールの簡易版が既に作成されていますので、Gravatarからデータを追加することで、このようなプロフィール・ページになります。

 設定についてですが、Gravatarでは、サイトの管理メールアドレス(インストール型の場合には、管理メニューの「設定」→「一般設定」に登録しているメールアドレス)を登録して、それにアバター画像とウェブサイトを関連づけるようになっています。最初はわかりにくいと思いますが、この点さえ理解できれば、あとは大丈夫だと思います。

 ワードプレスで作成されたサイトでコメントを入力する際には、メールアドレスを求められる場合が多いと思いますが、それはこのためなのです。

 Gravatarはまた、複数のウェブサイトを運営している場合にも対応しています。この場合には、それぞれのサイトの管理メールアドレスを登録しておけば、コメントを書き込むときにメールアドレスを使い分けることで、異なったアバター画像を表示させることも可能です。

Gravatar の優れた点とは?

 Gravatar の良いところは、ワードプレスのブログにとどまらず、多くのウェブサイトで採用されていることです。オンライン雑誌やニュース記事などに、アバター画像付きのコメントを見かけたことがあると思いますが、Gravarを採用しているものが多いようです。

 また、これは特に海外のサイトですが、何かのサービスを使う際に、Gravatarに登録しているメールアドレスを使って登録すると、アバター画像や名前などが自動的に引き継がれることが多々あります。これは例えて言うなら、フェイスブックで公開したプロフィール情報が自動的にアメブロにも引き渡されるような感じです。

 もちろんワードプレスサイトを新たに作成した場合も同様です。管理メールアドレスの欄に、すでにGravatarに登録してあるメールアドレスを入力すると、アバター画像を含めて登録してある情報が、自動的に引き継がれます。

 このように、Gravatarはメールアドレスを本人確認の基点にして、共通のプロフィールとアバターを、どこでも使えるようにしているワケですね。このことが、Gravatarの最大の特徴になっています。

 冒頭で、Gravatarは「スケールの大きなアバター」と書きましたが、まあ、そんなワケです。もちろんその分、メールアドレスとパスワードの管理を厳重に行わなければなりません。

お気に入りのワードプレスサイトは、フォローしよう!

 さて、コメントを残したいような仲間のワードプレスサイトやお気に入りサイトを、ひとつひとつ見に行くようでは面倒ですよね?新しい記事が投稿されたら、フェイスブックやツイッターのように流れてきてくれると便利です。

 実はそれもできるんです。WordPress.com には、そのための機能がちゃんと用意されています。

投稿記事が時系列で並んでいる画面のスクリーンショット

 上の画像は、ブログの「購読」画面です。

 三つほど表示されていますが、これらのひとつひとつが、私が「フォロー」しているブログで投稿された記事へのリンクになっています。新しい投稿が時系列順に並んでいて、もちろんこの3つ以下、下のほうにまだまだ続きます。

 Gravatarを使うには、WordPress.com にアカウント持たなければなりませんが、アカウントを持つことで、このようにブログの購読機能を使うことができるようになります。というよりも、この購読機能とGravatar 機能のセットで、ワードプレスをソーシャルに使えるようになるわけです。

 購読するブログを登録するのも、簡単です。スマホのワードプレス専用アプリを使った場合ですが、方法については、以下の動画(5分半ほど)を参考にしてみて下さい。:

まとめ

 日本では、ワードプレスを孤独に使っている方の割合が多いように思います。もちろんそのサイトの運営方針なので、それはそれでひとつの使い方です。

 でも、ワードプレスを開発している人達は、「もっと自由に繋がろうぜ」ということのほうに、重点を置いているのではないかとも感じます。WordPress.comを使い始めて(このサイトがそうです)、改めて強く感じるのが、このことです。

(この投稿は、2017年9月12日に投稿した記事を加筆・修正したものです)