人と人とがネットワークでつながっているイラスト

フェイスブックを始めるなら、知っておきたい基本機能と用語

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 ソーシャルメディアを使いはじめる時は、私も記憶に残っているのですが、独特の用語に慣れて、使い方のツボを押さえるまでが一苦労です。

 また、これはフェイスブックに限ったことではありませんが、舶来もののソーシャルメディアは、変化のスピードがとても早いため、数年前の知識のままでいると「なんでこうなの?」というモヤモヤ感に遭遇します。

 そこで、このページでは、新しい機能も含めてフェイスブックを使い始める際に知っておきたい用語と機能をまとめておきます。他のソーシャルメディアやブログなどの、発信系のツールについての理解も深まるよう、工夫してみたつもりです。

 

1. タイムライン

 まずは、友達の投稿の表示の順番について。これについては、時系列になっているはずという誤解が多いようです。

 例えばこのウェブサイトは、時系列(新しいものほど上に順番に表示)で投稿が掲載されています。カテゴリーやタグをクリックしても同様で、やはりその項目に分類される投稿が時系列で表示されます。ここまでは、もうご存知ですよね?

 ところが、フェイスブック(ツイッターやインスタグラムも同じなのですが)では、表示される友達の投稿はタイムラインにはなっていません

親指を立てた手のアイコン画像 なぜかというと、フェイスブックで流れてくる投稿は、多くの人の投稿を集めたものだからなのですが、実はここが大切なポイントなので、この点を少し深掘りしておきましょう。

 話はフェイスブックの創業当時にまで遡ります。

 まず、「つながっている多くの人の投稿を一カ所に集めて表示する」ことが、当時としては画期的なアイディアだったのです。

 この仕組みのおかげで、気になる人たちのプロフィールページをいちいち見にいかなくても、簡単に近況を知ることができるようになったワケです。

 当時はこれだけでもじゅうぶん便利になったわけですが、「既存の技術を使って、もっと便利にならないか?」と考えたのがフェイスブック(テクノ系企業です)のスゴイところです。

 つながっている友達の数が少人数であれば、時系列で表示するのが便利かもしれません。でも友達の数が100人単位とかになってくると、家族や気になる人の投稿を見逃したくない場合には、時系列だとかえって不便です。

 では、どの順番に並べるのがいいのか?

 そこで出てきたアイディアが「いいね」を活用することだったようです。

 「特定の人の投稿に、いつも『いいね』をつけているということは、それだけその人の近況を気にしているワケだから、その人の投稿を優先的に表示したらどうだろう?」というワケですね。

 フェイスブックは、早くからこうした考え方で投稿の表示をしているので、実はこの表示のことをタイムラインとは呼ばずに、ニュースフィード(後述)と呼んでいます。

 一方で、個々のプロフィールページを見にいくと、そこには、その人のこれまでの投稿が時系列で表示されていますので、これは立派なタイムラインです。

 このタイムラインとニュースフィードとを混同してしまうと、フェイスブックを使って感じるモヤモヤの原因になります。

投稿の表示を一時的に、時系列に並べ替える方法

フェイスブック、ホームのメニュー部分のスクリーンショット。最新情報のオプションを表示している。 パソコンで、フェイスブックのホーム画面を見ると、左側にメニューが表示されていますが、その一番上に「ニュースフィード」という項目があります。

 で、実はこの「ニュースフィード」から、表示を一時的に時系列に変更することができるようになっています。

 写真のように「・・・」をクリックすると、「ハイライト」が初期設定になっているのがわかります。ハイライトということは、ニュースのハイライトと同じで、「主なものを選びました」ということです。これを一度「最新情報」に変更してみて下さい。友達が多い方は、しばらく見かけなかった友達の投稿がたくさん表示されるはずです

 2018年8月現在、スマホアプリからは、iPhoneの場合には、画面右下(Androidでは、画面右上)の「メニュー」ボタン→「フィード」→「最新情報」となっています(一度使うと「最新情報」の位置は、目立つ場所に移動するようです)。

フェイスブックのもともとの仕組みとは?

 余談になりますが、個人のプロフィール・ページは、見方によっては、アメブロなどのフリー・ブログとそっくりです。左側にサイドバーがあって、トップ画像の下には近況報告が時系列で並んでいます。

 投稿は、クリックすると拡大(全文)表示されますし、コメントだって残すことができます。フリー・ブログとの違いといえば、デザインを変更できないことぐらいしかないように思います。このため、フェイスブックやツイッターのことをミニブログと分類する人達もいるくらいです。

 フェイスブックも立ち上げ直後はミニブログの集まりにすぎなかったのだそうです。

 つまり、使う側の利便性を向上させるために、ニュースフィードを早くから取り入れたことが、フェイスブックの大きな特徴となったのです。ツイッターがタイムラインからフィードに変更したのは、2016年のことで、大きな混乱を招いたことは記憶に新しいです。

 先日、フェイスブックとワードプレスの違いとは?を問われて、言葉に詰まったと書きましたが、まあ、そういうわけです。

 

2. ニュースフィードとアルゴリズム

 というわけで、普段みなさんがフェイスブックでながめているのは、時系列にはなっていないニュースフィードですが、ここには何が表示さるかというと:

  1.  友達の投稿(近況報告)
  2.  「いいね」したページ(後述)の投稿
  3.  参加しているグループへの投稿
  4.  広告
  5.  その他(興味があると思われるイベント・ページへのリンクなど)

となっていて、表示される投稿の発信元は、友達だけではなく、数種類あることがわかります。

 これらをどのような順番で表示するかを決めているのが、アルゴリズムとよばれているコンピュータ上のプログラムです。

スマホを中心にさまざまなアイテムのイラスト ここからは、少しだけややこしい説明になりますが、表示の優先順位を判断するためには、それぞれのユーザの好みや嗜好、興味といったことを知らないと、判断のしようがありません。

 優先的に最初のほうに表示される投稿が、興味がないものばかりだと、「なんだ使えないなぁ-」ということになってしまいますよね?

 そこでフェイスブックでは、みなさんのひとりひとりが、どのようなことに興味があるかを把握するために、それに結びつくようなデータを、日々集めています。

 集めているデータは、先ほど説明したような、どの投稿に「いいね」したかといった単純な話ではありません。収集しているデータは、100項目以上あると言われています(GIZMODE記事・英語)。

 100項目ですよ!私なんかが考えても、「コメントしたか」や「シェアしたか」などなど、せいぜい20~30しか出てこないワケですが、その結果から「あたなに興味があると思われる順番にしたうえで」ニュースフィードの表示を行っています。

 つまり、百人百様の嗜好に合わせた表示ができるような仕組みを提供しているもの、それがアルゴリズムです。

 参考までに、この考え方と全く同じことをやっているのが、グーグルの検索です。グーグル検索にもアルゴリズムが働いていますが、同じキーワードを使って検索しても、私が検索した場合とあなたが検索した場合とでは、サイトの表示順位は異なります。

 話をフェイスブックにもどしましょう。

 アルゴリズムが働いているために、誰かが投稿した記事について、「あの人は見て知っていたのに、私には表示されたなかったので知らなかった」という不都合なことも発生してしまいます。

 ニュースフィードに頼りきってしまうことの危険性が、ここにあります

 人の興味なんて移ろいやすいものですから、ニュースフィードもその程度のものだと理解していれば問題ないのですが、このことを知らないと、「お互いに同じものを見ている前提」で話をしてしまいますから、下手をすると人間関係に悪影響を及ぼしかねません。

 

3. 友達リスト、トップ表示、ショートカット

フェイスブックの友達リストのスクリーンショット

 ニュースフィードはそのような状況ですので、フェイスブックでは、投稿を見逃したくない場合に便利な機能もちゃんと用意されています。

 「友達リスト」、「トップ表示」と「ショートカット」の3つの機能については、3点セットとして覚えてしまいましょう。

 友達リストでは、「親しい友達リスト」に登録しておくと、その友達が投稿した場合に通知が来るようになっています。

0703FB_top

 トップ表示の機能は、これを選択することで優先的に投稿が表示されますが、ページ(後述)とあわせて合計30名までしか登録できないようです。

 また、優先的に表示されるとはいっても、必ずニュースフィードに表示されるわけではないようですので、この機能を使うのは数名程度にしておくのが賢明のようです。

 以上ふたつの機能は、友達のプロフィール・ページのトップ画像の中に見えているプルダウンメニューからアクセスすることができます。

0703FB_menu2 三つ目の「ショートカット」は、参加しているグループとページ用のものになりますが、メニューの上の方に「ショートカット」という欄が見えていると思います。

 ここに、よく見にいくグループやページを表示しておくことができます。参加しているグループへの投稿についても、全てがニュースフィードに表示されるワケではありませんので、常に話題をチェックしておきたいようなグループに参加している場合には、ここにグループを表示しておくととても便利です。

 スマホアプリでも、目だつ場所に表示されるようになっています。

 登録は、先のふたつと同じように、グループあるいはページのトップ画像の中に見えているプルダウンメニューから指定することができます。

 ついでにといってはなんですが、メニューの真ん中あたりに「ページフィード」という項目が見えています。これは、ページに投稿されたものだけを集めたもので、やはりアルゴリズムが効いています。

「投稿を保存する」という手もある

 また、ニュースフィードは、どんどんと流れていくものですから、例えばスマホで見ていて、「あ、この投稿に後でパソコンからコメントしよう」と思っても、パソコンで見たときには、もう別の投稿しか流れてきません。

 このような場合には、その投稿を保存しておくこともできます。各投稿の右上角にある「・・・」をクリックすると、保存のオプションが表示されます。で、この機能を使うとメニューに「保存した投稿」という欄が出現します。

 つまりは、メニュー欄の表示にも、アルゴリズムが使われているということになりそうです(読者さんから質問をいただき、今気付きました)。

 

4. フェイスブック・ページ

 さて、先ほどから「ページ」という言葉が何度か出てきましたが、これも分かりにくい点のひとつなので、ここで説明しておきましょう。フェイスブックの中では、フェイスブック・ページと呼ばれたり、ただ単にページと呼ばれています。

 これは、個人のプロフィールページとは異なり、ビジネスに使うページとお考えていただければ良いと思います。趣味の集まりだったり地域のコミュニティだったりもしますが、いずれにしても個人名以外で活動する場合に使っている場合がほとんどです。フェイスブックにアカウント持っている人であれば、誰でもページを開設することができます。

 個人プロフィールとページとの最も大きな違いは、ページに掲載される情報は全て公開情報になるということです。なので、フェイスブックにログインしなくても見ることができますし、検索の対象にもなります

0703FB_page

  個人アカウント同士のように、ページとは「友達」関係になることはできません。そのかわりに、そのページのファンになることはできます。実はこのページ、以前はファンページと呼ばれていました。

 ファンになるためには、トップ画像の直下、左側にある「いいね」をクリックすればOKです。フェイスブックを使い始めると、ページを運営している友達などから、「ページへのいいね」のリクエストを受け取ることがありますが、それがこれです。個々の投稿にいいねするのとは、意味が異なります

 ぺーじに「いいね」をしておくことで、そのページに投稿された記事が、あななのニュースフィードに表示される可能性が出てきますが、現時点では、友達の投稿ほどには優遇されていないようです。

 このため、そのページの内容に興味がある場合には、「いいね」だけではなく、「トップ表示」にチェックを入れておいたり、投稿にコメントを入れるなど積極的に関わることをお薦めします。

 興味があって「いいね」をしても、投稿が届かないと忘れてしまい、ある日気になってチェックしてみたら、そのようなページが「数百もあった」なんてことになります(自爆)。

 自分がどのページに「いいね」したかは、前述の「ページフィード」の欄から確認できるようになっています。

5. 二段階認証

 これは、フェイスブックに限ったことではありません。インターネット上のサービスを使うにあたっては、自分のアカウントのパスワード管理が、実は最も大切なことなのですが、まだまだガードが甘い方が多いように感じています。

友達であるかのようなふりをして、携帯の番号を聞き出そうとしているメッセージの画面コピー

 私の友人の中にも、これまでに少なくとも4名のフェイスブック友達が、アカウントを乗っ取られた経験をしています。簡単なパスワードを使ったり、あるいは、別のサービスで使っているパスワードを使い回しにすることだけは、避けて下さい。

 アカウントを乗っ取られると、何に使われるかわかりません。例として、左上の写真のようなメッセージをつながっている友達に向けて次々と送りつける悪質なものもあり、友達に迷惑をかけてしまいます。

 多くのSNSでは、ログインに関して、2段階認証の仕組みを提供していますので、まず最初にやることとして、この認証方法に慣れてしまいましょう。

 二段階認証は、まずスマホに通知が来て、それを通さなければログインできないようになっているものが、一般的で分かりやすいと思います。フェイスブックでも提供されています。登録したスマホを持っていることで、本人確認している、と考えるとわかりやすいと思います。

 

まとめ

 これまでのことを思い出しながら、自分が分かりにくかったことをまとめてみました。

 私がフェイスブックに登録したのは、2010年だったようで、そうした記録がちゃんと残っているのが、フェイスブックです。当時と今とでは、私の好みや嗜好、興味に関するデータの集め方や活用方法は、大きく異なるはずですが、これを怖いことだと思うか、いやそれで便利になるなら良しとするかは、人それぞれだと思います。

 私の場合は、時代の流れに従うという立場です。

 最近なにかと話題になるフェイスブックですが、米議会の公聴会で質問攻めにあっているザッカーバーグ社長の姿をみていると、これまで誰もやってこなかったことを試行錯誤しながら、間違いは間違いと認めて、前に進もうとしていると感じます。

 また、これは今年に入ってからのことですが、フェイスブック社は、アルゴリズムを「有意義な時間を過ごしてもらえるよう」に大幅に変更したと発表しています。これまでの「興味があることを提供して、フェイスブック上に長く滞在してもらう」からの変更なのだそうです。

 そんなワケですので、いまそこにある技術を、どう私達の生活に活かそうとしているか、私的には興味津々。今後もフェイスブックとのお付き合いは続くと思っています♪

 最後まで目を通していただき、ありがとうございます。

 

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