デジタルで人と人がつながっているイメージ画像

ネット上のつながりは、購読(?)、フォロー、友達、そしてコネクション。

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 インターネット上のサービス、特にソーシャルメディアの使い分けについて、質問を受けることがたまにあります。

 発信して人とつながるという側面だけをながめると、どのサービスも外見的には似たようなものですので、使い分けとなると分かりにくいようです。

 私の考えは、ネット上だからと特別に分けて考えることはしないで、リアルの場合と同じに考えるのがシンプルで分かりやすい、ということなのですが、

 「え?購読が、なんで、つながりなん?」

 と思いますヨね?でも、これがインターネット上の立派な(笑)つながりなんですよ。実はこのサイトも、そこを目指しています♪

 そんなわけで、つながりの濃さという視点で4段階、購読(配信の受取)、フォロー、友達、コネクションを取り上げてみました。ネット上のサービスを使い分けるための参考になれば幸いです。

 

 購読:インターネット上では、申し込んで届けてもらう事

 定期購読という言葉は、リアルではよく使います。雑誌も新聞も申込みをすると、あとは自動的に届けてもらえます。

 インターネット上には、このような「申し込むと届けてくれる」無料のサービスが無数にあります。それも、読むものに限ったことではありません。

積み上げられた雑誌を横から写した写真 例えば、みなさんご存知の YouTube は、「チャンネル登録」をすると、自分の視聴画面に新しい動画が文字通り届けられます。

 同じように、ポッドキャスト(音声番組)であれば、「購読」すると、音声ファイルが iTunes などの自分の画面に届けられます。

 でも、ポッドキャストは聴くものですし、無料ですから、どう考えても「購読」という言葉はあてはまらないですよね?

 実は、YouTube の「チャンネル登録」も iTunes の「購読する」も、英語では、”subsciribe(サブスクライブ:申し込んで受け取る)”で同じなのです。というか、この単語は、リアルの新聞や雑誌を購読する場合と全く同じです。

 つまり、英語を使っている人たちにとっては、「申し込んで届けてもらう」という意味で、リアルとネットとの区別がない、ということになります。

 細かなことかも知れませんが、このような日本語にしたときの言葉の違和感が、インターネットを使うことに違和感を感じる原因のひとつではないかと、私はそう思っています。特にアラフィフ世代以上のみなさん、いかがでしょう?

 

ネット上での最もゆるいつながり:配信の受取り

 前置きが長くなりましたが、ネット上で配信されているものを購読(配信の受取)する場合には、受け手側のメールアドレスなどの個人情報が、配信者側には伝わらないようになっているものが多々あります。

 YouTubeやポッドキャストでも、そのサービスを使うためにメールアドレスなどの登録はしますが、個々の配信主にそうした情報が提供されるわけではありません。このことは、RSSフィード(詳しくはこちらの記事)を使って、ブログ記事の配信を受け取る場合も同じです。

 このような配信の受取型のサービスが、インターネット上で最もゆるいつながりです。始める時も、止めるときも一切気を遣うことがありませんから、気楽ですよね?

 私が、ワードプレスを使って発信することが好きな理由のひとつがここにあります。

 ただし配信の受取型でも、メルマガなど、メールアドレスを相手に知らせなければならないものもたくさんありますので、2種類あると考えておくのがよさそうです。

 

 フォロー:ゆるい追っかけ

 ツイッターやインスタグラムではフォローという言葉が使われています。この「フォローする」という言葉の意味のとらえ方次第で、ツイッターやインスタグラムの使い方が変わってくるはずです。

 カタカナ言葉なので分かりにくいかもしれませんが、説明的に翻訳すると、これは「ゆるい追っかけ」です。英語では、「誰それの言動を追いかけている」ような場合に、リアルでも普通に使いますので、インターネット用語というワケではありません。

 例えば私は、作家の村上春樹さんのファンですが、リアルの雑誌も含めてインタビュー記事などが目にとまると、必ず読みます。これがフォローしている状態で、注目しているというのとはちょっと違いますし、もちろん追っかけをしているわけではありません。

 追っかけというと、グルーピーのように、熱狂的すぎてストーカーに近いイメージになってしまうために、あえてカタカナのままフォローという言葉を使ったのだと思います。

 

フォローは、自由にしてもOKか?

 さて、インターネット上のフォローは、「誰かをフォローすると、そのことが相手にも分かるようになっている」という点が、リアルの追っかけとは大きく異なります。

親鳥の後を追いかける雛鳥の写真 また、プロフィール情報は公開になっていて、URLさえ分かっていれば、ログインしなくても見ることができますし、グーグルなどの検索の対象にもなっています。このことは、SNSの使い分けを考える上で、見落としてはいけない点だと思います。

 以上を踏まえて考えると、ツイッターやインスタグラムで誰かをフォローするということは、

「私は、あなたの投稿のファンです(あるいは気になります)!」

と公に宣言すること、というふうに私には見えてくるのですが、ちょっと大げさでしょうか?

 で、投稿のファンになるのは、こちらの自由ですから、フォローする前に、あえてその相手に事前に声をかける必要性はないというのが、私の考えです。

 ただしこの考えには、反対意見の方もいらっしゃいます。

 どこからつながって自分をフォローしたのかわからないような、見知らぬ人にいきなりフォローされると、不安になるためだと思います。でも、プロフィール情報が公開になっているサービスは、そういうものだと考えておいた方が良いと思います。

 それで思い出すのは、私がツイッターを始めた頃は、アカウントの作成時に、半ば強制的に何人かの著名人をフォローするようになっていたと記憶しています。

 今もそうなっているのかどうか分かりませんが、それ以来私は、ツイッターは、著名人であっても、自由につながれる場所だと理解しています。フォローすることそのものが、初めましての挨拶代わりという感覚です

 で、ツイッター上でお互いに顔見知り状態になったら、フェイスブックなどの、より個人的なやりとりができるサービスでつながっていくというのが、欧米でのスタイルだと私は理解しています。

 

友達・コネクション:リアルと同じ感覚のつながり

 プロフィール情報が公開になっていないサービスは、より濃いつながりに向いていると考えてよさそうです。

 つながりを友達としているのは、フェイスブックとLINEが2大サービスでしょうか。

 フェイスブックは、もともとはハーバード大学の学生同士がネット上でつながるためにつくられたものですし、LINEはSNSというよりは、コミュニケーションのツールとして広まったものですから、どちらもお互いに知っている人とつながることが前提になっていると感じます。

 前出のプロフィール公開型とは異なって、フェイスブックやLINEでは、知らない人から友達申請が届くと、まずは疑ってしまいますよね?リアルでは、見知らぬ人に、いきなり「友達になって下さい」なんて、いいませんから。

 フェイスブックでは、単に友達というだけではなくて、知り合いや親しい友達というふうに、つながっている人をグループ分けできるようになっているのも、リアルに近い感覚で使える理由のひとつになっていると思います。

 次に、つながりをコネクションとしているのは、LinkedIn(リンクトイン)というSNSです。こちらは、フェイスブックのプロフェッショナル版という趣きで、登録すると履歴と職歴の記入が求められます。

image of people meeting in a glass-wall building リンクトインでつながりを申請できるのは、その相手が自分が既につながっている人を介してつながっているか、あるいは、その人の登録メールアドレスを知っている場合に限られます。つながると、互いの履歴・職歴を見ることができるようになります。

 日本語にもコネという言葉がありますが、コネを広げるのにピッタリなのがこのサービスです。日本では、まだまだ知名度が低いようですが、アメリカでは就職・転職活動には欠かせないサービスになっているようです。

 

まとめ

 相手に知られることなく投稿などをよむ購読(配信の受取)、プロフィールを公開した上で、みんなが見れる場でやり取りをしましょうというフォロー、非公開の場でプライベート的なこともやり取りをしましょうという友達、そして職業上の輪を広げるコネクション。

 各々のサービスで使われているつながりの呼び方によって、特色がでていることがわかると思います。ということは、ひとつのサービスで、ゆるいつながりから濃いのまで、全てをカバーするようには、なっていないと考えておくのが分かりやすいと思います。

 余談になりますが、仕事目的でこうしたサービスを使う場合には、最初のうちは、特徴をつかむ意味でも、まずは発信よりも受信に時間を割くのが賢明というものです。

 先日、フェイスブックで投稿されていたのですが、友達のタイムラインに「おはようございます。今日も宜しくお願いします。」と、投稿して回っている女性がいると話題になっていました。

 同じ文章をツイッターでつぶやいている方ならたくさんいますし、私も、朝早くに投稿すると、@ツイートで返事が返ってくることがあります。どちらもツイッターでは、ごく自然な投稿だと思います。

 ところ変われば……ではありませんが、こんなことにならないためにも、焦らずにゆるりと発信しはじめるのが、ベストだと思います。

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