ビジネス目的のブログに、何を書けばいいのか分からなくなる理由とは?

a confused woman 混乱の原因は気持ちのブロックかも?

「ブログに何を書いたらよいのか分からない」

 かなり以前のことになりますが、そんなお話を伺ったことがあります。その方、将来やりたいと計画していることの準備を兼ねて、ワードプレスでブログを書き始めたのですが、「どこまで必要なのかが分からなくなってしまった」 との事でした。

 以前は趣味でブログを書き続けていた方だったので、いろいろとお話しを聞いてみたところ、ご本人としては、意外なところが気になっていたことが分かってきました。

まずは分けて考えたい、「自分を知ってもらいたい」のか「広告を見て欲しい」のか?

 余談になるかも知れませんが、ワードプレスを使ったブログでビジネスというと、今はまだアフィリエイトなどの広告収入を得ることを目的として始める方が多いようで、この場合には参考になるサイトがたくさんあります。

 でも、フリーランスや個人事業の方が自分自身の商品やサービスを発信する場合には、広告収入を目的とするのとは、大きく異なる点がひとつあります。

 それは、極端な言い方をすれば、

『自分の顔を出すか出さないか』

です。

顔がわからない自分のイラスト
顔が見える安心感ってありますよね

 これは、私が勝手に感じていることかも知れませんが、ブロガーさんやアフィリエーターさんの場合、筆者としての簡単な自己紹介は掲載されていても、「私のことを覚えて下さいね」というサイトの構成、記事内容にはなっていない場合がほとんどです。

 というよりも、そうする重要度は低い(あるいは低かった?)と思われます。

 対して、フリーランスや個人事業の方が自分自身の事業を発信する場合には、リアルの営業活動を補完することが目的のはずです。

 で、私が書くのはおこがましいのですが、営業の第一歩は「まずは顔を覚えてもらう事」ですよね?であれば、ウェブサイトもそうなっているはず、というのが私の考えです。

 あ、でもフリーランスのサイトだからといって顔写真を掲載しなければならないと主張する積もりはありません。ウェブサイトを、「自分の事を既に知っている人に見てらうもの」という考え方があっても良いと思います(詳しくは、『フリーランスの集客とイベント出店とウェブサイトの関係』を参照)。

氏名などの個人情報を公開している場で、どこまで書けるか?

 さて、ここで考えて頂きたいことは、顔写真云々は別として、皆さんは、どこまで「自分自身のこと」をサイト内に公開することができますか?

 「自分自身のこと」とは、その時々の気持ち、考えや意見、そして経験を含みます。

 趣味のブログなど自分の個人情報を公開しない場合には、こうしたことを気楽に書くことはできても、自分の名前入りとなると、「自分のこと」を記事にするのは躊躇される方、多いのではないでしょうか?

木彫りの鬼の顔
大きな一歩には不安が付きもの

 というよりも、初めて広く発信する場合には、躊躇するほうが自然だと思います。

 躊躇する理由を私なりに考えてみると、

  • インターネットそのものに負のイメージを持っている
  • 見に来て欲しくない特定の人がいる
  • 誤解されてしまうことが怖い
  • 目立つことそのものに抵抗がある

などなどでしょうか。

何れの理由も、発信することに対する心のブレーキとして作用しますから、発信し始めたのに書けない状態になってしまうのも、無理もないことだったのです。

ブレーキを解除する考え方の一例

 ブログやツイッターなどのオープンなネット上で、「自分のことを知ってもらおう」とすると、来て欲しくないタイプの人まで来てしまうということは、普通に発生することです。

 でもこのことは、なにもネット上に特有なことではなく、リアルの活動でも同じ事が言えると私は考えています。

 これは私の経験なのですが、「ん?」と思えるようなメールやコメントを受け取っても、よくよく話を聞いてみると、こちらが相手のことを誤解してしまっていたということもありました。

 特に、絵文字がなかった頃は、メールでのやり取りになれていない人も多かったので、誤解が発生するのは無理もないことだったワケです。

 さらに、「来て欲しくない人」にだって「来て欲しくない人になってしまった」理由があるはずです。その理由を取り除いてあげることができればいいのでしょうが、それは、その道のプロに任せておきましょう。

 なので「何か理由があるのだろう」で止めておいて、「深追いせずに、相手を審判しない状態で」割り切りることができると気持ち的に楽になります。難しいことですが、精進してみるだけでも、価値がありそうですよね?

 また、自分の発信に対して共感して集まってくれた人達にヘルプを求めるという手もあります。というか、そうしたことまで共有できるようなネット上の人間関係を作ることのほうが大切ですし、そのためのインターネットだと私は考えています。

 そういう意味では、ネット上で発信しはじめるにあたっては、ペルソナ(見に来て欲しい人の人物像)を明確にすることは、マーケティング云々を抜きにして、とても大事だということになりそうです。

 あ、それと関連して、これは広告収入目的で発信されている方に聞いたのですが、検索意図に注意を払うことで、嫌な人が来る可能性を小さくしているとのことでした。

まとめ

大股で、歩く人の影
長い道のりだからこそ無理せずマイペースで!

 ブログ発信に限らず、目的に向かって何かを継続している時って、時には方向感を失ってしまったり、何をしているのか分からなくなったりということがあるものです。

 特にインストール型のワードプレスを使い始めた場合には、使いこなせるようになるだけでも苦労することが多いので、それだけでも気持ち的に大きな負担になるものです。

 私は思うのですが、方向感を失う時って、一度ゆっくりと自分と向き合ってみるべき時なのではないでしょうか?

 ブログ発信を始めたけれど止まってしまった方の中には、ブレーキが効いたまま棚上げ状態が続いているという方もいると思いますが、そこから脱出しようとする時は、まずは小さな一歩にしておくことをお薦めします。

 公開の場に向けて発信し始めるというのは、ものすごぉーく大きな一歩・・・というよりはジャンプなのです。なので多少の棚上げ期間や後退期間があるのも、これまた自然なことだと、私は考えています。

 何が正解ということはありませんが、1か0かではなく、0.1的な考え方があってもいいはずです。焦らずに一歩一歩でいいじゃないですか?