スマホとパソコンとを連携させて便利になったこと、ベスト7+1

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パソコン、スマホ、メモ帳などが置かれた机の写真

 

 アラフィフ世代のみなさんなら、スマホよりもパソコン派という方が多いと思います。

 私も同じです。

 画面は大きいほうがいいし、文字の入力だってキーボードの方が楽ちんですよね?特に、視力の衰えが来始めると文字が小さいのは辛いです。入力だって、ワープロ専用機の頃から考えると30年とかキーボードを使っているわけですから、そこから離れるというのは至難の業というものです。

 一方で、仕事は全てスマホで済ませていると宣言している、堀江貴文さんのような方もいらっしゃいます。

 私は、パソコンからは離れられそうにありませんが、スマホがないと不便だと思うことが増えてきました。パソコンとスマホとを連携させることのメリットを実感するようになってからのことです。

 

 パソコンとスマホ、どちらからでも「続けて」作業ができると便利さを実感

 これはここ2~3年の傾向だと思うのですが、パソコンでやっていたことの続きを、そのままスマホから(逆もあり)できるようになったことが、大きな変化だと私は感じています。

手に持ったスマホの写真 iPhone と Mac の組合せの場合は、もっと前からそうだったと思いますが、パソコンはWindows でスマホは、iPhone といった組合せでも、今では、面倒なことが一切ありません。

 パソコンで使えるネット上のサービスの多くは、ブラウザー(chromやsafariなど)から使えるウェブ・アプリケーションになっていますので、昔のように、ソフトをインストールする必要性はありません。

 で、こうしたサービスの多くには、スマホ用のアプリが用意されていますので、それをインストールし、登録する際のメールアドレスをパソコンで登録したときと同じにするだけで準備OK。難しいことは、まったくありません。

 以下、私が特に便利になったと感じているものを6つ挙げておきます:

 

1.ウェブメール

 私と同年代の方であれば、メールといえば手元のパソコンに、「メールを受信する」タイプのメールソフト(outlook、Eudora、shurikenなどなど)をお使いだった方が多いと思います。

 でも、この方式だと、外出時などに他の機器で受信してしまうと、同期の問題が発生してしまいかえって面倒でしたよね?特に私の場合は、デスクトップはWindowsで、ノートはMacなので余計に面倒でした。

 また、受信に限らず、送信したメールが、「どれから返信したっけ?」なんてこともありました。

 そんなワケでしたから、ウェブメール(gmail.com、outlook.jpなどなど)になって「あれは何だったの?」と思えてしまうくらい便利になりました。

 私はGsuite を契約しているので、gmailを使っていますが、インターネットの接続業者各社もウェブメールの機能を提供していますので、敢えてフリーのサービスを使わなくても、ご自分が契約している会社のものを使うのが、良いように思います。

2.スケジュール管理

カレンダーを鉛筆の写真 メール以上に便利になったのが、スケジュール管理だと思います。

 私は以前は、システム手帳派でした。でも、出先でスケジュール帳を開くと、相手にも丸見えというのが、実は以前から気になっていました。今ではスマホとパソコンで管理できるようになって大助かりです。

 また、同僚や仲間と、特定のスケジュールだけをお互いに共有できる機能が、これまたとても便利です。

3.ソーシャルメディア

 これは多くの方がすでに経験されていると思います。移動中とか休憩時にお茶をしながら、スマホで投稿をチェックできるのがありがたいですよね。

 最近は、移動中にSNSをチェックしている人が多くなっているように感じていますが、みなさんの周辺ではいかがでしょうか?

 余談になりますが、札幌市内の地下鉄では、スマホでゲームをやっている人が多いと感じます。首都圏ではあまり見かけない気がするのは、気のせいでしょうか?

4.メッセージ

 番外編になりますが、LINEやMessengerなどのメッセージアプリは、スマホ専用というワケではありません。パソコンと合わせて使うことができるのですが、意外と気付いていない方が多いようです。

 

スマホを組み合わせて使わないと不便と感じるのは?

 ここで問題です、「スマホにあってパソコンにない機能は、なんでしょうか?」

 はい、そうですね、カメラ機能とGPS機能です。

 位置情報については、あまり使いたくないという方が多いと思いますが、スマホを手にしてから写真をたくさん撮るようになった方は、多いと思います。

 でもスマホのカメラ機能は、単にカメラの代わりになるだけではないのです。そのおかげでとても便利になった作業が、ふたつあります。

1.名刺の管理

名刺を差し出す女性の写真 私は、CamCardというアプリを使っていますが、おかげでホントに便利になりました。なにせ、名刺の写真を撮ると、自動的に書かれている文字を読み取って、連絡帳に追加してくれるのです。

 エクセルに、ちまちまと手入力していた頃って、そんなに前のことではないような……(笑

 しかもその連絡帳は、パソコンからでもスマホからでも見たり編集したりすることができるので、連絡先情報は、一カ所で管理できてしまいます。

 話がやや脱線しますが、名刺のデザインの仕方は、今後変わっていくと思います。デザインを凝りすぎてしまったり、情報を盛り込みすぎて文字が小さくなりすぎると、読み取り機能がうまく働いてくれないためです。

 そういう意味では、自分の名刺を一度読み込んでみることをお薦めします。

2.メモとスクラップ

 メモと新聞記事などのスクラップも、写真でOKになったことで、これも随分と役に立っています。写真に写っている文字が、後で検索して探すときにちゃんと認識されるのです。

 おかげで、ホワイトボードの板書や気に入った店の看板など、気になったものをどんどんと写真にとって「メモとして」保存しておくことができます。

 私は、Evernoteというアプリを以前から使っていますが、最近は、GoogleのKeepというアプリも人気急上昇のようです。

3. 二段階認証

カギとノートパソコンの写真 カメラ・GPSとは関係しませんが、ウェブ上のサービスを使う際の2段階認証は、スマホに通知がいって、それに反応することで本人であることを確認してもらえるようになりました。

 これはなりすましやアカウントの乗っ取りを防ぐ上で、とても便利で安心感のある仕組みです。二段階認証に対応しているサービスは迷わず利用するべきだと思います。

 ネットを利用するセキュリティーについては、「パスワードはどこから漏れるのかを、考えてみた。」をご参照下さい。

4. ノートパソコンは、スマホの非常用電源として活用できる

 これも番外編になりますが、ノートパソコンとスマホを直結すると、スマホを充電することができます。

 できるできないの組合せがあるかも知れませんが、私の場合MacBook Airに、AndroidのZenfone3の組合せでも、問題無く充電できます(ノートの電源を一度ONにしてやると、充電がスタートしスリープ状態になっても充電は継続します)。

 

まとめ

 先日、何かの記事で読んだのですが、Windowsは現在の10から11に変わる予定はないのだそうです。ということは、使い勝手の部分が大きくかわることは、当分はなさそうです。

 私は、Windowsは95から使っていますが、パソコンは、いつまでたっても「半製品」状態だと理解していました。技術が進歩することで、「何にどのように使えるか」が、変わっていくからです。

 このような製品って、今までにはなかったですよね?

 例えば、テレビ。テレビは昔も今も変わりません。白黒がカラーになろうが、ブラウン管が液晶になろうが、解像度が4Kになろうが、「何にどのように使えるか」が変わったワケではありません。

 私と同年代の多くの方が、パソコンやスマホを敬遠する大きな理由のひとつは、実はここにあるのではないか、と私は考えています。Windows がそうでしたが、操作方法までコロコロと変わったのでは、使う側としてはストレスがたまります。

 でも、現時点で思うのは、スマホが広く普及してきたあたりからでしょうか、パソコンが「半製品」から「8割製品(笑)」ぐらいになったのではないかな、とも感じています。

 スマホを持ってはみたものの、今ひとつ便利さを実感されていないのであれば、パソコンと連携をしてみることをお薦めします。

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